川越署誤認逮捕国賠 控訴審へ
隣人の言いがかりで暴行・傷害を受けた事件で、埼玉県の川越警察署の警官は、被害者で大けがを負った私を逮捕・勾留した。治療が遅れ、鼻骨に障害が残った。暴行した隣人T、警察官、検察官に賠償を求め、2013年に提訴。裁判は東京地裁民事18部、千葉和則裁判長のもとで進められた。2016年2月29日に一審判決があり、私へのT夫の暴行・傷害について賠償が認定され、併せてT妻への賠償が認定された。他方、埼玉県と国への賠償請求は全て棄却された。
埼玉県の川越警察署の不法な逮捕・勾留についての賠償請求などを棄却した地裁判決を受け入れることができず控訴を決意した。3月11日に東京高裁宛の控訴状を東京地裁へ提出した。