麻生邸リアリティーツアー国賠、ついに判決 2014/12/9

麻生邸リアリティーツアー事件国家賠償請求訴訟、ついに判決
――争点はまだ審理しつくされていない――

2014年12月9日火曜日11時~東京地裁429号法廷
東京地方裁判所玄関前の2番交付所に、10:30までに並らび、抽選があります

1)事件の概要
2008年10月26日、「リアリティーツアー――62億円ってどんなだよ。麻生首相へのお宅拝見」(以下、リアリティーツアーという)として企画された催しに対し、警視庁所属警察官ら(警視庁公安部、渋谷署警備課ほか)が過剰な規制を加え、原告らを東京都公安条例違反、公務執行妨害として現行犯逮捕(同年11月6日に釈放されるまで勾留)をしたほか、不当にその自宅、事務所等に対して捜索差押を行った。 続きを読む

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麻生邸リアリティー事件国家賠償請求訴訟の今 2014/11/14

麻生邸リアリティー事件国家賠償請求訴訟が佳境に差し掛かっている。
2014年9月30日の「判決」期日は、谷口ら東京地裁民事第6部合議A係に忌避を申し立てたことにより、訴訟手続きは一旦停止した。しかし、12部合議B係の判断は一週間余りでなされ10月8日に不当にも却下された。
その理由があまりにも露骨なので、全文引用すると「申立人らは、結局のところ、裁判所による証拠の採否や裁判長の訴訟指揮権の行使に対する不服あるいは不満を申し立てるものにすぎず、その他一件記録を精査せいても当該裁判官らのいずれにも民訴法24条1項所定の事由があると認めることはできない」という。 続きを読む

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4/17 横浜事件国賠 第7回口頭弁論

横浜事件国賠の第7回口頭弁論が次のように行われます。

□ 2014年4月17日(木) 13時20分~
□ 東京地裁 611号法廷

前回(3/3)、原告側から、再審免責判決の問題、国家無答責、消滅時効、除籍
期間について国の主張へ反論する準備書面を提出しました。これに対して、国代
理人は反論しないと表明しました。
今回は、今後の立証のために必要な照会や立証の計画などを提出する予定です。
法廷は短時間ですむかもしれませんが、終了後、弁護団から説明などが行われま
す。ぜひ、傍聴にお出かけください。

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「築地署公妨でっち上げ事件」の続報がインターネット新聞に‣

「築地署公妨でっち上げ事件」の続報が、インターネット新聞「My News Japan」2014/4/6に載りました。

ジャーナリスト林克明(マサアキ)氏が【全ドライバー必読!明日は我が身の交通警察による「公務執行妨害でっち上げ&19日間拘束」元築地署員2名が驚愕の法廷証言】と題して、昨年12月19日の高槗真知子証人尋問等の記事を4月6日に掲載してくれています。

ぜひお読み戴き「続報読む」の「3ポイント」をクリックして頂ければとお願いする次第です。「コメント」までして頂ければ幸いにぞんじます。他の皆様にもぜひご紹介下さい。
なお、「続報読むポイント」が多く集まりますと、次に予定している
① 警察,検察が隠蔽している証拠文書等について、
② 目撃証人の警察官,検察官と異なる証言、
などの掲載が促進されるようです。宜しくお願い申し上げます。

4月7日 原告 二本松 進

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富山(氷見)冤罪国賠 第25回口頭弁論

4月21日(月) 9:30 ~17:00  取調・起訴検察官 松井証人尋問、原告本人尋問  富山地裁3F 1号法廷

第19回(2013/3/4)以来、8名の富山県警の警察官の証人尋問が行われてきた。強姦や強姦未遂の事件に繋がる証拠がない中で原告に虚偽の自白を迫り、冤罪事件を作ってきた氷見警察署と県警本部捜査一課の捜査幹部、そして科捜研や氷見署の警察官、そして取調官が証人として尋問された。

そして、今回は、原告を直接に取調べ、起訴した松井副検事の尋問が行われる。また、冤罪被告人にされた損害について原告本人が陳述する。ぜひ、傍聴にお出かけ下さい。

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2/15 第25回 国賠ネットワーク 交流集会

公権力の闇 ― 特定秘密保護法と国賠裁判   通信145号交流集会 案内チラシ

1991年にスタートした国賠ネットワークは、毎年、国賠裁判を闘う個人・グループが集まって交流し、テーマを設けて学習する<交流集会>を重ねてきました。
今年のテーマは「情報公開と特定秘密保護法」。 昨年12月、特定秘密保護法案は国会で強行採決されました。 法案に反対するデモ、出版人、言論人、映画・演劇人など諸団体からも反対声明が挙がり、民主主義の危機として国家を二分するほどの反対運動の中、成立してしまいました。 続きを読む

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富山(氷見)冤罪国賠 10月21日第22回口頭弁論(富山地裁) 原告本人証言始まる

2009年5月に提訴された氷見事件無罪国賠は、第18回まで準備書面のやりとりと証拠開示の攻防が続いた。19回(13年3月)から証人調べが始まり、採用された9人の捜査関係者のうち7人が終了したところで原告・柳原さんの証言が始まった。 続きを読む

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「よど号」”拉致”逮捕状の撤回を求める国賠 11月18日(月)第3回口頭弁論(午前10時開廷)東京地裁411法廷へ!

実質審理に入るべき

11月18日、第3回口頭弁論(午前10時開廷、東京地裁411法廷)が行われる。前回口頭弁論((9月19日)で、原告は第2準備書面の陳述、被告東京都の答弁書、特に「捜査の密行性」の主張に対する反論を行った。被告は「これ以上の反論は必要ない」と審理の打ち切り(結審)、実質的な「門前払い」を求め続けてきたが、裁判長から再「反論」を促され、結局、渋々、再「反論」の書面を提出することになった。第3回口頭弁論では、この被告準備書面の提出(陳述)と原告のこれに対する追加の反論準備書面の提出(陳述)が行われる予定。 続きを読む

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9/19 第2回口頭弁論報告 「よど号」”拉致”逮捕状の撤回を求める国賠

 被告「これ以上の主張はない、結審すべき」。裁判長「原告主張に反論すべきところは反論すべきではないか」。被告「・・・裁判所がそうおっしゃるのであれば・・・」

 原告第2準備書面を提出

東京地裁民事30部(菅野雅之裁判長、篠原礼裁判官、樺山倫尚裁判官)の611号法廷、午前10時45分から定刻通り開廷。被告東京都は代理人5名、原告代理人は前田弁護士、大谷弁護士、渡邊弁護士が出廷。傍聴人は報道関係者(NHKのみか)を含めて約20名。傍聴席にはテレビ朝日の番組で有本恵子さん両親の前で八尾恵が土下座、偽証を実演させたプロデューサー(当時)の姿も。被告東京都の答弁書、特に「捜査の密行性」の主張に反論した原告第2準備書面の陳述が行われた。また、原告から『”拉致疑惑”と帰国』(河出書房新社から発売中)が書証(甲17号証)として提出された。前回弁論から被告は「これ以上の反論は必要ない」と審理の打ち切り(結審)、実質的な「門前払い」を求める態度をとり続けてきたが、ここへきて裁判長は被告に対して再「反論」の必要性があるのではないかと、被告に再考を求めた。以下は法廷での、そのやりとりである。 続きを読む

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9/25 国連 自由権規約委員会CCPRは質問リストを10月に検討

和文原稿を国賠ネットワークのメーリングリストで回覧・相談し、英訳してCCPR事務局へメールしました。具体内容として質問リストの和文案はホームページへの投稿8/5に掲載しています。
また、英文の方は、CCPR第109回会合の資料として、http://tbinternet.ohchr.org/_layouts/treatybodyexternal/SessionDetails1.aspx?SessionID=624&Lang=en
に、政府報告などと併せて、NGOからの情報提供が14件、掲載されました。国賠ネットからの質問リストへの提案もその1つとして含まれています。2013/10に開催される自由権規約委員会CCPR第109回会合で、タスクフォースが次々回に日本政府報告を審査する際の質問リストを検討する予定です。

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