公権力の闇 ― 特定秘密保護法と国賠裁判 通信145号交流集会 案内チラシ
1991年にスタートした国賠ネットワークは、毎年、国賠裁判を闘う個人・グループが集まって交流し、テーマを設けて学習する<交流集会>を重ねてきました。
今年のテーマは「情報公開と特定秘密保護法」。 昨年12月、特定秘密保護法案は国会で強行採決されました。 法案に反対するデモ、出版人、言論人、映画・演劇人など諸団体からも反対声明が挙がり、民主主義の危機として国家を二分するほどの反対運動の中、成立してしまいました。
情報公開と秘密保護は裏表の関係にあります。 違法な権力行使を糾す国賠において、公権力の懐ふかく隠された情報こそが、真実を明らかにします。この上、秘密がさらに強化されるなか、証拠が開示されないことによる不利益は計り知れないものがあります。 富山(氷見)冤罪国賠裁判でも裁判と併行して情報公開の裁判が闘われていますが、その「公開度」の惨状は眼を覆うばかりです。
そうした危惧される現状に立ち向かい、法案の実質的な阻止に向けてどんな方途があるのか、清水雅彦さんをお迎えして、憲法学者のお立場から語って頂きたいと思います。 奮って交流会に参加して下さい。
■ 2014/2/15 (土) 13:30 - 17:00
■ 講 演 : 清水雅彦さん 「情報公開と特定秘密保護法」
■ 各国賠裁判報告 他
■ 東京学院 1階会議室(水道橋駅西口から2分)
■ 参加費:500円(資料・茶菓子付)